オンちゃん部隊4月ダイジェストパートⅣ(第1443号)
2019年 04月 29日
オンちゃん部隊4月ダイジェスト・パートⅣ
4月17日(水)~18日(木) 野並山整備編
4月17日(水)~18日(木)の野並山での二日間の作業は、オペレーター付きのレンタルクレーンを使用しての県道16号線に張り出してきていた大クスノキの枝払い&整理・搬送作業でした。
加藤製作所の大型クレーン(SR-250VR)は、ブームの長さは最大30.5m、吊り上げ荷重は25トンと云う化け物クレーン。
ゴンドラの高さは25~30m近くまで上がることとなりますので、とてもとても高所恐怖症の事務局長の出番とはなりませんよね。
・・・ってことで、白羽の矢が当たったのはこちらの師弟コンビとなっている和田(建)さんと山本(徳)さんのお二人でした。
枝部を切り落としていく大クスノキの直下には、ひっきりなしに車の行き来する幹線道路(県道16号線)が走っており、緊張の中での気の抜くことのできない作業の始まりです。
先ずは、15~20m程の高さの枝先から切り落としていきますが・・・
当然のことながら、小枝1本の落下にも神経を使いながらの作業の連続となります。
徐々に高さが増していきますが・・・
ここまで進んできますと、ゴンドラの高さは30m近くに迄達してきますので、その恐怖心も増してきますよね。
切り出した大きな枝も吊り下ろすことになりますので、枝先などに触れるとゴンドラは左右に大きく揺られることもしばしば起こります。
見守ることしかできない事務局長は安全作業を祈ることと、下ろしてきた枝葉の処理を手伝う位しかありません。
そんな作業の繰り返しで、道路側に被さってきていた枝先の大半は処理完了。
その分、道路脇に積み上げられてきた枝葉の類いも半端のない量となってきました。
この日の作業は、この大クスノキ1本の処理に終始させられましたが・・・
如何にこの木の枝先が凄かったかを再認識させるかのように、道路のからの景観は見違えんばかりの明るいものへと大変貌です。
翌日も続いた大型クレーンでの高所作業。
それを見守ってくれたお二人は、野並さんのゴルフ仲間ですが、地元の自治会活動でも活躍されているそうで、野並さんのボランティア精神に感動されての見学でした。
この日は、お二人以外にも地元の方々からの注目も浴びながらの作業となりましたよ~!(^-^)
それに気をよくされたのかどうかは分かりませんが、朝一から上機嫌でテンションマックス状態のお方もおられました。
「何かあったの・・・?」とお尋ねいたしましても、笑顔しか返ってきませんでした・・・(^-^)
只、作業開始早々のこと。
大きな枝がゴンドラを直撃するハプニング発生となり、そんなのどかな雰囲気は吹っ飛びました。
人を直撃したりゴンドラから振り落とされでもしたら、それこそ大事ですのでヒヤッとさせられますよね。
主幹部に近い大きな枝も落としてもらいましたが、切り離す瞬間はゴンドラも木も不安定になりますので、見ていてもハラハラさせられます。
何とか無事に切り離すことに成功いたしましたが、枝とはいえ株元直径が50㎝余りもあれば一つ間違えば大事ですので、木を抜くことは許されません。
吊り下ろすことにさえ成功すれば・・・
後は、流れ作業の如くに搬出可能なサイズに裁断。
そして、ユニックへと積み込みと手際よく作業が進んでいきます。
今回の二日間の作業で、搬出・搬送された材は、約10トンにも上りました。
最後は、北側に張り出してきていたクスノキの枝も切り落として、この日の作業は終了でした。
つい2ヵ月程前までは人の立ち入りさえも拒んでいるかのようだった野並山も、美しい里山づくりへと大きな一歩を踏み出すこととなりました。
これからは、観賞木の植樹や子どもたちの遊び場づくり、防災拠点としての整備など、第二段階へと進むこととなります。
我々に大きな夢を与えていただきました野並さんに感謝するとともに、大型クレーンを使っての作業も無事に終了したこともあって、久し振りにひろめ市場での慰労会となりました。
酒力も借って夢多き話が飛び交いましたが、はてさて、これから先は一体どうなっていくのでしょうかねぇ~!(^-^)
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