オンちゃん部隊の里山整備・ノツゴ山編(第1063号)
2016年 05月 28日
オンちゃん部隊の里山整備
長浜・ノツゴ山整備の完結編
今回のオンちゃん部隊による里山づくりは、高知市が平成27年度に津波対策の一環として敷設整備した長浜・ノツゴ山の避難路に隣接している荒れ放題の未整備竹林や雑木林の除間伐整備でした。
この現場は、地元梶ヶ浦防災会からの要請を受けて救援隊が整備することとなったもので、去る5月15日(日)の定例会活動においても一部整備を進めていたものです。
しかし、僅か一日の作業では到底済ませられる作業量ではありませんでしたので、オンちゃん部隊が引き続き二日間(延19名)を掛けて整備を完了させたものでした。
先ずは、5月17日(火)の作業からですが、竹林の入口付近の除間伐はほぼ完了していましたので、後は住宅側に傾いてきそうな竹の除伐です。
そして、和田さんには前回に引き続いて足場の悪いフェンス際の下草類や灌木類の除伐作業をお願いいたしました。
整備前には枯れ竹や風倒竹に覆い尽くされて足の踏み入れ場もなかった無残な竹林でしたが、もう横たわった枯れ竹はほとんど見当たらなくなり、一部には陽の光も差し込む竹林へと大変貌を遂げてきました。
これからの作業は、タケノコの採れる竹林を目指しての択伐が主体となります。
只、斜面の上部はご覧のとおりまだまだ手付かずの状況です。(>_<)
急傾斜で足場の悪い中での作業は倒すことも儘なりませんが、枝払いや横積みなどの後処理も大変で、スペースの確保にも苦労させられることとなりました。
それでも、整備作業が進むにつれて林内の景観が見違えるように変わっていきます。
視界ゼロだった林内から、遠くに掛る浦戸大橋の姿も捉えられるようになった時は、少々感動させられました。
最終日となった5月19日(木)の作業では、小山の頂上に当たる避難場所付近の雑木林の整備も行われました。
避難路を敷設する際に、その周辺の灌木類は除伐されていたとは云え、避難場所周辺の林内は鬱蒼とした状態でしたので、先ずは視界と陽光を遮っている中小径木の除伐からと・・・。
大きなクスノキや樫の木は倒していませんので、まだまだ十分とは云えませんが随分と明るさが増し、避難場所にある防災倉庫も確認できる位に視界も開けてきました。
この避難場所から海が見える位に整備して欲しいとのご要望でしたが、流石にそこまでの伐採は難しいところです。
しかし、少しでもその想いを叶えられるようにと、被れの恐れもあるハゼの木の伐採にも臨むなど、懸命の作業が続けられました。
結果、一部ではありますが・・・。
木々の合間からは浦戸湾へと続く長浜川の加口付近の様子も垣間見えるようになってまいりました。
しかし、残念ながら今年の事業はこれで終了ですので、後は次年度以降のお楽しみってことにしておきましょう。
こちらは、竹林内から避難場所方面の視界ですが、ほぼ手入れの完了した左側には、稜線に沿って空まで臨めるようになってまいりました。
僅か3日間の活動で、ここまで激変させることができるとは、我々でさえも思いませんでしたが・・・。
地元の方々にとっては、正にビックリ仰天の世界だったようです。
整備完了報告の際に、地元の方々からいただきました感謝のお言葉が何より嬉しかった事務局長でございました。
隊員の皆さん、オンちゃん部隊の皆さん、本当にお疲れさまでした~(^O^)
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