オンちゃん部隊の平日活動報告(第1047号)
2016年 04月 23日
オンちゃん部隊の平日活動報告
平成28年度はプチ里山整備からのスタートと・・・
平成27年4月から本格的に始まったオンちゃん部隊による春野町での竹林を主体とした里山整備ですが、元芳原地区自治会長の中平究さんのお力添えもあって、春野町芳原地区において約1.7ha(8ヶ所)もの整備を完了することができました。
カナダフウの緑も鮮やかな中平邸の素敵なお庭です
そして、今年度からは新たな取り組みとして、国庫金事業を原資とした春野運動公園内の未整備竹林(3ha)の整備が高知県との協定の下に進められようとしております。
救援隊の大きな目的の一つに源流域における人工林の環境整備がありますが・・・。
救援隊では、その目的達成のための一つの有効な手段として、市民・県民の関心を深めていくために身近で目に留まり易い里山の整備を進めてまいりました。
昨年度から春野町他で進めてまいりました里山整備のその効果は、特記すべきものとなってきています。
4月19日(火)に行われた整備の依頼も中平さんからのご紹介によるものでした。
場所は県道36号線に隣接した山畑ですが、ここは救援隊の実施した里山整備に感化された山主さんが、手ノコを提げて竹の除伐を行うなど環境の整備に立ち上がっていたところだったそうです。
そんな中、手ノコでは歯の立たない中径木の灌木類等についての伐採の相談となったものでした。
当初の説明では中径木の広葉樹(4~5本)の伐採とお聞きしておりましたので、4人のオンちゃんでの対応でしたが、蓋を開けてみますと則面のほぼ全ての伐採となり結構な作業量となっちゃいました。
先ずは、山畑だった平地の整備からですが、 ここは下草刈りと柿や栗の木の腐った枝等の剪定作業です。
下草が刈られ周辺の竹や灌木類が除伐されただけでも、随分とすっきりした感じになってきますよね。
本格的な作業となったのは、棚田の崖際に生えていた竹や藪ツバキ、クスノキなどの灌木類の伐採です。
ここは足場の確保が中々でしたが、伐採木の大きさは20cm前後と大きなものではなく、手練れのオンちゃん達にとっては問題有りませんでした。
切り倒された灌木類は、嵩張らないように枝葉を落として山側へと横積みされていきます。
この手の作業も幾度となく繰り返してきたものですので、もう手慣れたものですよね。(^O^)
手前の栗の木は必要木として、奥の灌木類は日陰の確保用として残しておいたものでしたが・・・。
その後、確認に来られた山主さんから、栗の木(2本)も切って欲しいとのご要望となっちゃいました。
「えっ、折角残していたのにこれも切っちゃうの・・・?」の想いも過ってしまいましたが、山主さんのご意向ですので、最後にはこの栗も伐採と・・・。
全ての作業が終了し、畑の奥から眺めてみますと、紹介者であります中平さんの豪邸までが望めるように大変貌を遂げ、中平さんは元より山主さんからも感謝のお言葉をいただけることとなりましたよ~(^O^)
<作業前>
昨年4月の整備前の写真では、今回整備された灌木類に加えて一面に竹が生えていて山畑の状況を確認することはできませんでした。
<作業後>
手前の土手を覆っていた竹や雑木類は全て除伐され、奥の山畑まで見通せるように激変しました。
気持ちの良い里山の復活ですよね。(^O^)
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