オンちゃん部隊の里山整備編・パートⅣ(第947号)
2015年 08月 29日
オンちゃん部隊の里山整備報告
~パートⅣは、ふる里の森再生作業の第2弾編~
高知県環境共生課と春野町芳原自治会、そしてこうち森林救援隊の三者の協働活動として、8月20日(木)に春野町の芳原地区(芳原公民館西隣の雑木林)でスタートいたしましたふる里の森再生事業ですが、その第2弾としての整備作業が8月27日(木)に行われました。
今回も、救援隊課のオンちゃん部隊(8名)に加えて自治会長の中平さんを始めとした地元住民(3名)の参加もいただき、中々賑やかなものとなりました。
道路に面した崖の除伐採では命綱も装着の上で、伐採木にはロープを掛け落下防止の対策も講じるという安全に配慮した作業も強いられることと・・・。
そんな慎重な作業の繰り返しで切り落とされた灌木類ですが、当然林内に引き上げることは無理ですので、地元の方々に応援していただき、軽トラに積めるサイズに裁断の上で、中平さんのお庭へと搬送していただきました。
この日も、軽トラで一体何往復していただいたのでしょうか・・・(>_<)
きれいに整備されているお庭の一角に山積みされていく残木のことを想像しますと、ホント恐縮してしまいます。
ご迷惑をお掛けいたしまして申し訳ありませんが、お陰さまで随分とすっきりしてきましたよね。
こちらは、どれ程放置されてきたのは分かりませんが、ツルやカズラに絡まれた灌木類に覆われた林内での除伐作業。
自然爺こと松岡さんによる除伐作業では、竹や灌木類の除伐に加えてゴミの収集整理にも気を配ってくれております。
同じ場所とは思えない位にすっきりと整理された林内。
除伐された竹や灌木類は、全て枝葉を落として横積みに整理されていますので、見た目もきれいですよね。
一方、この森の頂にある忠霊塔の周辺整備では、境内からの視界の確保を目指して灌木類の除伐に加えてツバキやツツジの剪定も行われました。
松岡武さんには、この境内のシンボル的な存在となっているサクラの木の周辺も周囲の灌木類を整理していただきました。
木々の合間からは空が透けて見え始め、風も抜けるようにはなってまいりましたが、サクラの木には大きなカズラが巻付いていましたので見栄えがよくなるにはもう少し先のこととなりそうですよね。
境内からの鳥居方面の眺望は、灌木類に覆い尽くされ完全に隠れてしまっていた石灯篭の復活とともに南の山波や春野の住宅まで望めるように変貌してまいりました。
忠霊塔に建立されている先祖の方々の霊も、きっと喜んでいただいているのではないでしょうかねぇ。
一方、東側の眺望も今まで望める由もなかった公民館の建物や道路まで見渡せるように大変貌。
今回の作業で、南と東向きの整備はほぼ完了させることができましたので、ここでの残こされた作業は東向きの一部と北向きのみとなってきました。
公民館からの眺望はご覧のとおり。
スギやヒノキに加え、南側にはポイントとなるセンダンやヤマモモ、椎の木も残っており、情緒を感じさせるふる里の森が再現されてきました。
この日のオンちゃん部隊。
流石に真夏の暑さからは解放されてきたとは言え、半端の無い暑さとの戦いにも耐え抜いて頑張っていただきました面々です。
いつもながらのご協力に対して、心より拍手を送りたいものですよね。
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