こうち森林救援隊NPV活動報告(第683号)
2013年 09月 13日
こうち森林救援隊・NPV活動報告
~行川地区水源の森整備の準備活動編~
9月定例会から本格的に整備されることとなっている行川本村地区の水源地の森ですが、定例会活動として作業に入れる為の準備活動として、9月6日(金)に平日活動部隊による整備を行ってまいりました。
今回の目的は、作業現場への道がユニックを始めとした大型自動車が入れない狭い農道のため、予め林内作業車とチッパーを自走で搬入させておくことがメインだったのですが・・・。
入口付近だけでもと始められた作業が、ついつい本格化してしまい気が付けば5時間余りのハードな整備作業となってしまいました。
道路左側の森が整備の対象となっているスギやヒノキの人工林なのですが、林内には雑木や侵入してきた竹が旺盛に繁茂してきており、肝心のスギやヒノキが何処にあるのかさえも分からない惨状となっていました。
先ずは雑木や侵入してきた竹を除去していきますが、結構な急傾斜地ですので足元の確保が儘なりません。
道路脇の雑木や竹については、道路まで倒しての処理が可能なのですが、林内の奥に入って行くと林内で処理していく必要がありますので、これがまた大変な作業となってしまいます。
道路に倒された雑木や竹は、チッパーで粉砕処理し森の栄養分として再活用します。
道路一杯に積まれていた伐採木や竹も、径の細い物なら丸ごと粉砕できますのでアッと云う間に片付いてはいきますが、粉砕音が半端じゃありませんので作業する者は防音キャップが欠かせません。
雑木と竹を伐採し、枯損木や曲材を除伐するとご覧のとおりスッキリとはいたしますが、残せる木が無い状況には唖然とさせられます。
こちらは、雑木類を除去し人工林が見渡せる状況に整理した部分ですが、どの木も根曲がりが酷いばかりでなく幹部も大曲ばかり。
また、二股や線香木が目立ちもう人工林としての再生は難しい状況となっていますが、これをどうしていくかが今後の課題ですね。
まだまだ残暑厳しい中、ご奮闘いただきました平日活動部隊の皆さまですが、ホントにご苦労さまでした。
9月の定例会では、急遽テレビ高知の「頑張れ高知ECO応援団」の取材が入ることとなりました。
皆さま方のなお一層のご奮闘を期待申し上げまして、平日活動のご報告といたします。
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