中川レポート・サイクリング編(第548号)
2012年 10月 31日
中川レポート・サイクリング編
~秋風を切っての爽やかゴールの筈が・・・~
過日、中屋君を始めとした市役所の後輩達がロードレーサーでサイクリングを楽しんでいるところへバッタリと出会ったことは、第532号のブログ情報で既にお伝えしていましたが、その後、俄かに自転車熱が再発となってしまい抑えの効かなくなった事務局長。
遂に、倉庫に仕舞い込んでいたマイ・レーサーを整備しての20年振りのサイクリング復活となりました。
自転車本体の整備費用に加えて新調したスパイクやヘルメット、それに手袋などの小物類を揃えると、年金生活者となってしまっている現在の経済状況下では結構痛い金額となりました。
それでも、一応の格好を整えた28日(月)の朝、自宅出発前のまだ元気なところを娘に撮ってもらってのスタートでした・・・。
さあ~、爽やかな秋風を切ってのサイクリングと勢いよく飛び出したのはいいのですが、自宅から1キロそこそこのチョットした峠の坂道で早くもダウン。
自転車を押すこととなってしまった屈辱も、切り替えに慣れていなかったからと気持ちを奮い立たせての再スタートと・・・。
何もかもが久し振りのことなのですが、交通量の多い国道を走る時に横を走り抜けていく大型車の怖さの感覚も久し振りのものでした。
急遽の目的地となった佐川町では、坂本梨恵ちゃんが勤める有機農業事業体(SOEL)の圃場も見学させてもらいました。
この日は、ハウスで育ててきた大切なブロッコリーの苗が害虫の被害にあってしまったそうで、苗の活性化を促すための栄養剤を散布しているところでした。
無農薬有機栽培の難しさを実感させられるひとコマとなってしまいましたが、ここで新しい出会いも・・・。
その昔、事務局長が有機農業の勉強を兼ねて週末毎に通い詰めていた本山町の山下農園(園主は山下一穂氏)がありますが・・・。
その山下氏が塾長を務める有機の学校の卒業生である西森君(写真右、左は梨恵ちゃん)とも知り合えることとなり、日本の有機農業を支える男と云われる一穂氏の話でも大いに盛り上がってきました。
圃場見学の後は、SOELの事務所での楽しい昼食タイムと・・・。
自転車好きの清水君(左)は、見た目は大人しそうなのですが、その昔ママチャリで高知まで出かけたこともあったそうな・・・。
そんなバイタリティー溢れる、今時にはちょっと珍しい(?)若者でした。
田中さん(右)の美味しい揚げ茄子料理や温か~いコーヒーにお茶受けのお菓子までいただいて、超ご機嫌の事務局長。
最後に、梨恵ちゃんとのツーショットをお土産として撮らせていただいて、SOELの事務所を後に・・・。
SOELの皆さん、今回は手伝いも無しの突然の訪問となってしまい、ご免なさいね。
次は、お手伝いもさせていただきますので、よろしくね~!
帰り道では・・・、朝は気が付かなかったトウモロコシに目が・・・。
えっ・・・、今頃トウモロコシ???
よく見てみると、髭をつけたトウモロコシの赤ちゃんも幾つかは付いているのですが、暖かい高知とは云え、この時期の作付けで果たして食べられるものになるのでしょうかねぇ。
途中、土佐の森救援隊日高事務所での休憩をも挟んで、いの町まで帰ってきました。
誰もいない鉄橋の歩道を川面の風を感じながら走るのも気持ちのいいもので、滲み出ていた汗がスーっと引いていく心地よさを満喫することができました。
だが、そんな楽しく爽快な気分はここまでと・・・。
往路でダウンさせられた憎っくき峠の坂道を前にして、今度こそはクリアーしてみせるぞと勢いよく挑んでみましたが、頂上まであと僅か20m程というところで、敢え無く再び返り討ちに・・・。
屈辱と悔しさを引き吊りながら頂上まで押していると、何と、そこにはこんな姿を最も見られたくなかったあの局長の姿が・・・。
何というタイミングで現れるのでしょうか、もう数秒間ズレてさえいればこんな屈辱を目撃されることはなかったのに・・・。
還暦を迎えたオンちゃんの、20年振りのサイクリングとしては上等と云える筈のこの日の走行距離60キロ、実質走行時間3時間7分12秒、アベレージ19.3キロの努力の結晶が水の泡と消えた瞬間でありました。
・・・チャン、チャン!
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
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