特別活動(第379号)
2011年 10月 04日
四国銀行森林サークルと協働間伐開催
~あわや約束不履行の事態に冷や汗と~
10月1日(土)、高知市鏡・柿ノ又の「絆の森」にて四銀森林サークルとこうち森林救援隊の協働による森林整備活動(23年度では4回目)が開催されました。
・・・が、今回の活動開催に至るまでには一大事件が生じておりました。
活動日の二日前にあたる9月29日(木)、久し振りのゴルフを堪能し帰宅中の事務局長に一本の電話が・・・、「今度の協働間伐への救援隊の参加者は何人でしょうか・・・?保険やお弁当の関係がありますので・・・」との四国銀行の伊藤さんからのもの。
協働間伐の実施日を翌週の土曜日と思い込んでいた事務局長、ゴルフでの浮かれた気分はすっかり吹っ飛んでしまい背中には冷や汗が・・・。
何とかしなければならいのですが、自身はアルボルのイベントで木工教室を開催することとなっており、そのお世話役にも頭を悩ませていたところでしたので、さあ大変!!!
そこで急遽、当日は家庭の都合で参加できなかった筈の田鍋隊長や仕事の予定だった棟梁、アルボルのイベントに参加する予定だった川村さん、それにたまたまフリーだった宮上さんを加えた4人に泣きついての指導部隊の編成となりました。
この日参加していただいた四国銀行森林サークルの皆さん(11名)の多くは初心者の方とお聞きしていましたので、ベテラン隊員の協力に安堵するとともに自分の思い込みによる大失態に申し訳ない思いを募らせられた事務局長でした。
さて、そんな舞台裏の大騒動があったこの日の協働間伐ですが、朝のオリエンテーションの後、初心者向けのチェーンソーの講習会を経て林内へ・・・。
作業現場の林内では、川村指導員による安全作業の講習も行われました。
今回の間伐作業で唯一の女性の参加者となった松田佳菜さん。
男性でも尻込みしそうな胸高直径40cmを超える大木の間伐にも果敢にチャレンジしていただきました。
只、周囲の状況が分かりませんから何とも言えないのですが、何故難しい山手側に倒そうとしていたのでしょうかねぇ。
案の定と云う訳ではないのでしょうが、この木は残念ながら掛り木となってしまったようです。
川村指導員による掛り木の後処理作業を後方から不安そうに眺める松田さん親子(?)ら四国銀行森林サークルの皆さん。
掛り木処理も無事に終了となり、切り株と倒木を前にしての記念撮影では、本来は最後まで片付けたかった気持ちもあったのでしょうが、満足の笑顔を見せてくれました。
全ての作業を一人でできるようになることが理想なのでしょうが、今回はこれで十分。
次回からも頑張ってくださいねぇ~。
腰の座った安定したフォームで追い切りをされている方は小松正武さん。
受け口もしっかり切られているようで、伐採のノウハウはマスターされてきているようなのですが、一体何度目の参加になられるのでしょうかねぇ。
切り株を前にしての記念撮影は、初参加(?)の小松健司さん。
切り株の状態を見てみますと何だか苦労の跡が窺えてしまうのですが、チョット控えめな笑顔に見えてしまう原因だったのでしょうかねぇ。
こちらはテンションマックスの上野慎司さん。
本当に気持良さそうですが、この木はきっと掛り木にもならず狙いどおりの伐採成功となったのでしょうね。
仕事中には中々見せられない表情で楽しんでいただいたようです。
今年の6月に開催された四国銀行の交流事業で植樹されていたモミジの苗ですが、何処に苗木があるのか分からない位に夏草に覆われておりました。
次回の定例会作業では下草刈り作業も組み込む必要がありそうですね。
今回の協働間伐参加の皆さん方。(撮影者は、四国銀行の伊藤さん)
初心者の方が多く足場の悪い場所での作業でしたので、間伐の成果はあまり期待されていなかったのですが、40本程の間伐が行われたそうですよ。
ご苦労さまでした~!
以上、四国銀行「絆の森」で特別活動として行われました四国銀行森林サークルとこうち森林救援隊との協働間伐をお届けいたしました。
次号では、同日に開催されましたアルボルによる地域交流イベントの様子をお届けいたします。
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事務局長 中川睦雄