筆山公園整備活動パートⅠ(第297号)
2011年 02月 01日
筆山公園整備のボランティア活動
~こうち森林救援隊特別活動~
この冬一番の冷え込みに見舞われた1月30日(日)、この時期の恒例行事となっている筆山公園整備のボランティア活動が、高知市みどり課の支援を受けた潮江地域の住民組織「潮江小学校区連絡協議会」の主催で開催されました。
氷点下に冷え込む厳しい寒さにも負けず昨年を上回る150名の市民が結集と・・・
(筆山公園頂上展望台付近)
この活動は、筆山公園の頂上付近の眺望を確保のための潅木の伐採や桜の木などの育成・養生を目的として、平成17年から毎年開催されているもので、今年が7回目となります。
当日は、朝の気温が氷点下に冷え込み寒風の吹き抜ける生憎の天候となりましたが、昨年を上回る150名程のボランティアや一般市民が集合し、活気に溢れるイベントとなりました。
救援隊も、土佐の森救援隊や四万十樵塾の仲間とともに総勢25名が駆け付け、眺望確保のための支障木の伐採作業や伐採木の搬出作業などの整備活動に貢献してまいりました。
朝の打ち合わせ終了後、書類の整理を済ませて現場に行ってみると、気の早い川村班は早くもクスノキの巨木の伐採に・・・。
班長の川村隊員自らが、まるで水を得た魚の如く枝払い作業に当っており、意気揚々と取り掛かったクスノキの伐採でしたが、相手は直径50cmを超える大径木。
流石に一筋縄ではいきませんでした。
クスノキの伐採の詳細は後述することとして、まずは眺望を妨げる支障木の伐採作業の紹介から。(写真はヨッシー隊員)
赤いテープを巻かれた灌木を伐採していきますが、救援隊ではこれらの伐採された木材も可能な限り搬出のうえ、佐川町の木質バイオマス工場まで搬送、薪の材料などとして無駄なく活用しています。
少々苦しい体制(?)での作業を強いられている宮上隊員。
枝分かれしている木の上の部分を切ろうとしているのでしょうが、何だか窮屈そうに見えてしまいます。
ここのところ事故が続いておりますので、安全作業には十分に気を配ってくださいねぇ~!
今回は、四万十樵塾の看板を背負っての参加となった自然爺(じねんや)こと松岡隊員。
救援隊では、お馴染みのマイ箸コーナーの講師として大活躍をしていただいておりますが、今回は凛々しいチェーンソー作業のお披露目となりました。
久し振りの再会となりましたが、お元気そうでなりよりです。
四万十樵塾のメンバー。(左から、松岡・行本・秋森隊員。)
行本さんは自然爺の秘蔵っ子ですが、救援隊にも入隊を希望してくれているらしいですよ~。
次回の定例会(五台山の竹林寺整備活動)ではその雄姿のお披露目となるかもね・・・?
期待いたしておりま~す。
次回のパートⅡでは、クスノキの巨木伐採の詳細情報をお届けいたします。