7月定例会活動報告・パートⅠ(第1346号)
2018年 08月 21日
土佐山桑尾で大径木の伐採研修会
7月の定例会は、8月の第二の土日がよさこい祭りやお盆休みと重なってしまうことから、今年も7月と8月の合同定例会として、7月28日(土)~29日(日)に開催されました。
28日(土)は、土佐山運動公園での除間伐や下草刈りに看板や木橋の修理作業などを予定しておりましたが、新入隊員(森林組合連合会の森本梓紗さん)を含む参加者の皆さんの同意のもとに中々体験できないであろう土佐山桑尾の大杉の伐採研修会に切り替えることとなりました。
また、梅ノ木公民館での交流会では、恒例となっているシシカバブーBBQパーティも開催されるなど大いに盛り上がりをみせましたが・・・、29日(日)は生憎の雨に見舞われてしまい、公民館の清掃を済ませると早々に解散することとなっちゃいました。
伐採研修の対象木は、樹高は25m位で株本の直径は80㎝オーバーの2本の大杉でしたが、先ずは、一本ハシゴを使ってテンションを掛けるためのワイヤー掛けから。
次に、受け口や差し込み切りでチェーンソーの刃を届かせるスペース確保のための袴切り。
そして、受け口と芯抜きをした後で両サイドからの差し込み切りを行います。
この時点では、後ろにもツルが残っていますので倒れることはありません。
最後に、林内作業車で十分にテンションを掛けた上で後ろのツルを飛ばして倒していきます。
伐採終了後は、切り株を使って伐採が成功したかどうかの検証も行います。
この木は両サイドからの差し込み切りもピッタリ合っており、まずまずの内容となっておりました。
続いて、2本目の木。
研修生の皆さんにも体験して欲しかったところでしたが、流石にちょっと無理なところもありますので、今回は見学研修となりました。
1本目と同じように、①袴落とし、②受け口切り、③芯抜き、④両サイドからの差し込み切り、⑤クサビの打ち込み、⑥林内作業車のテンション掛け、⑦ツル飛ばしの手順で正確な伐採方向へと倒していきます。
この木の右側には、対岸にある民家へと引かれている送電線がありますので、伐採方向の間違いは許されませんが、無事に倒すことができました。
この木の株本直径は90㎝でしたので、袴取りを行わないと40㎝のチェーンソーの刃は絶対に届きませんよね。
頭から足元までバッチリと決まっているとても初参加とは思えない森本梓紗さんでしたが、事務職とはいえ森林組合にお勤めですから当然と云えば当然ですよね。
彼女には、伐採終了後の採材作業にチャレンジしていただきましたよ~(^-^)
お馴染みの友ちゃん(戸梶友子さん)にも枝落とし作業をお願いいたしましたが、16インチのチェーンソーを使っての作業は大変だったことと思いますが大丈夫だったのでしょうかねぇ。
この日伐採された2本の大杉は、平日活動部隊であるオンちゃん部隊によって、後日搬出されることとなります。
後日の報告をお楽しみに~!(^-^)
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