3月定例会活動報告・パートⅣ(第1172号)
2017年 03月 29日
3月定例会活動報告・パートⅣ
遭難事件続出(?)に大爆笑の島津山下見編~!
3月定例会活動の二日目は、新年度から本格的に整備されることとなった高知市正連寺にある島津病院長名義の山(0.3~0,4ha)の下見と下草刈り。
場所は、県道16号線(高知本山線)の正連寺に上がる途中の崖崩れによる復旧工事の行われている県道沿いから正連寺ゴルフ場との間のヒノキ林。
その林相は、殆ど手入れされていない崖状態に近い急斜面の山でした。
この日の参加者は、オンちゃん部隊が主体の9名で、前夜の交流会の席上では「明日は雨です!」との情報を流していた久保ご長老(左から二人目)も元気に出陣です。
只、その不確定情報に翻弄され、二日酔い状態でやっと辿り着いた輩も数名いたようでしたが・・・、果たしてその作業の結末や如何に・・・!?
先ずは、全体把握から。
奥に見えているV字谷の両サイドのヒノキ林が対象林となっているのですが、手前の雑木林の辺りは崖状態で入山できず、右側の尾根沿いに入ってみました。
ところが、入口には道らしきものあったのですが、中は道どころか三点確保で上がらなければならないような崖でして、チェーンソー方手に上がれるようなものではありません。
やっと辿り着いた尾根付近は何とか足場の確保もできましたが、視界を隠すかのように灌木や下草類に覆い尽くされておりました。
下の駐車場からゴルフ場沿いの県道まで藪こぎ状態で辿り着き、何とか全体像を把握することができましたので、次は、次回からの作業に備えての下草刈り作業です。
ヒノキの林内も崖状態に近い急傾斜ですので、除伐した灌木類を横積みして足場を確保しながらの作業となりました。
久保ご長老と山本局長には、今後の駐車場としての利用を目的とした最上部の広場の草刈りをお願いいたしました。
1時間も掛からない内に仕上げていただき、井上さんを加えた3人で先発隊として下の駐車場に置いていた車を上げてくることとなったのですが・・・、ここで大事件が発生!!!
上がりとは反対側の整備された尾根道を下りることとなったのですが、何処まで下っても駐車場はおろか県道にも辿り着けず、一時は遭難状態。
山谷を二つ三つ乗り越えてやっと下りた先は、住宅街にも程近い数キロ下の県道だったそうです。
数百mは歩いてみたものの駐車場までの歩きを断念、ホテル正連寺からタクシーを呼んでのご帰還となられたとか・・・(>_<)
「山で遭難しかかって、タクシーを使って帰還した・・・、何て話しは聞いたことが無い」と自暴自棄の局長さま達でしたが、皆は抱腹絶倒の大笑い。
先発隊の無事(?)の帰還後は、今度は残りの6人の下山でした。
先発隊の迷走を反面教師とし、目標の谷を確認しながら慎重に下って、無事に駐車場まで辿り着いての帰り道のこと。
今度は、道路を裕然と歩くキジに遭遇。
車を止めて写真を撮っていても、全く動じることもなく「ここは私のテリトリーよ!」と云わんばかりに悠然と横切って行きました。
鳥は鳥でも大トリが・・・、Bさんがいない!!!
そんなキジとの遭遇の後は、お楽しみの昼食タイム。
再びオンちゃん3人組の「おとぼけ遭難劇場」に花を咲かせていたところ、「あれ、Bさんがいないよ~!」
「またもや遭難か・・・」と一同騒然とする中、必死の捜索開始となりましたが、携帯に連絡しても呼び出せども応答なし。
山の中へ入ってしまうと行き違いや、再び遭難の二の舞になる(?)可能性もあることから、先に帰宅することとなった細川さんに県道沿いの捜索を依頼して待機することに・・・
そして十数分後、「いた~!」との連絡。
無事にご帰還となったBさんでしたが、大爆笑の局長さまに比べて流石にバツが悪そう・・・(>_<)
結局、あれほど笑っていた筈の先発隊のルートと同じ道を辿ってしまい、延々と歩き回った挙句にやっとの思いで駐車場に辿りついたとか・・・
何ともお騒がせな大トリ劇場となってしまいましたが・・・、まぁ~無事で何よりでした。(^O^)
・・・てなこともあって、午後からの作業への意欲を完全喪失したオンちゃん達、早春の北山を散策しながらのご帰宅となりました・・・とさ。
以上、ハプニング満載となった3月定例会活動報告でした~(^O^)
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