3月定例会活動報告・パートⅠ(第1169号)
2017年 03月 22日
3月定例会活動報告・パートⅠ
~春爛漫の絆の森で、爽やかさを満喫~
本格的な春の到来を感じさせてくれる穏やかな陽気に恵まれた3月18日(土)と19日(日)の二日間、こうち森林救援隊の3月定例会活動が開催されました。
朝一の集合場所となっている鏡庁舎前では、川沿いで日陰と云うこともあってかまだまだ冷え込みの厳しさも感じさせられてしまいましたが・・・
里山には、菜の花や白木蓮、桃に加えて桜の花もほころび始めており、黄・白・赤・ピンクなどに彩られた山々は、本格的な春の到来を告げてくれているかのようでした。
絆の森では、その標高の高さの割に寒さを感じることはなく、背中から受ける陽射しが心地よくさえ感じられるものとなりました。
今回も、四国銀行の関係者が15名、救援隊員が16名の合計31名が大集結となりましたが、いつもの40~50人近くとなる協働間伐に比べてしまいますと、これでも少なめと云えてしまいますよね。
朝の打合せを済ませた後、5班に分かれていただいての協働間伐&研修間伐の始まりです。
四国銀行の皆さんには4班に分かれていただき、班毎にチェーンソーの扱い方などの安全作業のミニ講習会の開催からとなりました。
そして、株元直径が50cm近くの杉の伐採へと移っていきます。
ここで、先輩格の片岡さんの登場でしたが、山側へ倒そうとしていたこの杉の伐採には悪戦苦闘させられてしまうことに・・・
何故かと云うと、この杉は山側には根張りがあったため受け口を深く切っておく必要があったのですが、その切り込みが浅かったため受け口の効果を十分に発揮させられなかったためでした。
何度も何度もクサビを打ちこんだ手には、翌日もシビレが残ったのではなかったでしょうかねぇ。(^O^)
こちらも、四国銀行では大先輩となる吉田さんの挑戦でしたが、今度は受け口ではなく追い切りに問題が発生してしまいました・・・(>_<)
受け口の高さの3/4を目安に追い切りを入れて行く必要があるのですが、受け口の上を切っていたため、受け口の効果を発揮することができないことから、水田指導員からストップがかかってしまいました。
この杉は、受け口を大きく切り直すことで伐採はクリアーとなりましたが、何が問題だったかを切り株を確認しながらの検証となりました。
受け口と追い切りの段差が10cm以上はありますので、受け口の調整を行わずそのまま切っていると、360度どの方向へ倒れていたか分からない危険な作業となっていたかも知れません。
初参加の行員も見守る中での先輩お二人の伐採作業でしたが、残念ながらその結果は反面教師の役割を果たしてしまうものとなってしまいました。
しかし、こうした失敗はよく起こりがちなものですので、次回以降の教訓として生かしていただきたいものですよね。
次号のパートⅡでは、新人行員の間伐作業編をお届けいたしますよ~!
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