5月定例会活動報告・パートⅤ(第1061号)
2016年 05月 24日
5月定例会活動報告・パートⅤ
~防災対策としてのノツゴ山整備~
二日目の活動は、長浜ノツゴ山での防災対策としての里山整備の予定でしたが、出発前の梅ノ木公民館は生憎の雨模様。
一時は雨中の強行作業も覚悟させられましたが、展望の開ける場所から高知市内方面を臨んでみますと、その上空は意外に明るくて一安心と・・・(^O^)
更に山を下ってまいりますと、おそらく車にでも引かれたのでしょうが、道端にタヌキの死骸が横たわっておりました。
こんな交通量の少ない処で事故に遭遇するとは何とも可哀そうなことですが、それだけ里山付近も野性動物の生活圏となってきているってことなでしょうかねぇ。
さて、本番の整備作業ですが・・・。
今回の現場は、長浜ノツゴ山の津波対策として整備された避難道周辺の竹林と雑木林の除間伐整備でした。
その前に、擁壁の上に張られているフェンス周辺の雑草や灌木類の除去作業も進められました。
高いところの足場で5~6m、目の高さでは7~8mにはなりますので、高所恐怖症の者には絶対無理な作業と云えます。
買って出てくれたのは和田さんでしたが、見ているだけでもゾクゾクしてしまう事務局長を尻目に、スイスイと済ませてくれました。
メインの作業は、避難道に隣接した未整備竹林の整備です。
その林内は、密集した竹に覆い尽くされたばかりでなく、枯れ竹や風倒竹が縦横無尽に倒れて人の立ち入りを拒むかのような惨状でした。
先ずは、入口付近からの除伐採整備となりますが、伐採した竹の整理場所の確保も図りながらの進行です。
特に、谷筋は大雨の時には水も流れてきますので、竹も枝葉類も両サイドに整理していく必要がありますよね。
伐採する者と枝葉を落として整理する者、それぞれ阿吽の呼吸で役割りを分担しながらの作業の連続です。
完全に視界を遮っていた竹や灌木類が除伐されていきますと、徐々に奥の林内の様子が窺えるように変貌してまいりました。
この竹林の山主さんは、タケノコが採れる竹林として整備して欲しいとのご要望でしたので、皆伐ではなく2m間隔の除伐整備が基本です。
竹林としての景観も重要ですので、伐採する竹にも気を配りながらの選木&伐採作業となりました。
傾斜のキツイところは足場の確保も儘なりませんので、伐採作業は勿論ですが横積み作業も大変です。
竹林整備においてもプロ並みとなっているオンちゃん部隊を主体とした16名の精鋭部隊の活躍と地元住民(13名)の応援もあって、避難道の手摺りもしっかりと確認できるような清々しい竹林へと大変貌を遂げてきました。
整備された竹林をバックにしての集合写真には、「やり切った~!」の満足感が漂っておりますよね。
残こされた作業は、17日(火)と19日(木)のオンちゃん部隊による整備へと引き継がれることとなりました。
整備の続報にもご期待くださいね~(^O^)
<作業前・後>
フェンスの下草や灌木類も除去。竹林内もスッキリとした感じが確認できます。
<作業前・後>
竹林の入口付近では、清々しい竹林内を臨めるように激変してきました。
<作業前・後>
避難道沿いは地元の応援もあって、格段の明るさとなりました。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
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