中川レポート(第483号)
2012年 05月 28日
こうち森林救援隊NPV活動報告・パートⅠ
~海老川伐採も空師棟梁の応援で終焉と・・・~
高知市朝倉海老川地区の民有林で隣接民家の日照確保のために展開されていた伐採作業(こうち森林救援隊のNPV活動)もいよいよ大詰めとなり、道路側に張り出した数本のヒノキとクスノキの巨木の伐採を残すのみとなりました。
たわわに枝葉を付け、存在感を示していたクスノキの巨木
最後に残されたクスノキは根回り3~4m、樹高が20m近くはあろうかという巨木でしたので、株元からそのまま倒してしまうと周辺の植栽等を傷付けてしまう恐れがありました。
安全作業を期すためには上部の枝から切り落としていく必要があり、救援隊の空師(?)との異名を持つ山﨑棟梁の助けを借りることと・・・。
7~8mの梯子のその上に身を乗り上げての枝切り作業。
ちゃんと命綱は付けているとは言え見ているだけでもゾクゾクしてしまう事務局長ですが、当の棟梁は平然としたもの。
次々と枝を落としていく様は、正に空師そのもの活躍振りで、たわわに付けていた枝も見る見るうちに裸状態に・・・。
枝葉とともに上部の幹の部分も大半が切り落とされ、後は主幹部のみとなってしまいました。
ハラハラしながら見守る事務局長の気持ちを知ってか知らずか、樹上では余裕のポーズも・・・。
最後に残された主幹部の伐採では、枝葉を落として重心の傾きが無くなったことからか中々倒れてくれず以外に苦労させられることに・・・。
株元で二つに分かれているとは言え、分かれた株元でも直径50cmオーバーの迫力のクスノキ。
こうした大木の伐採には異常なほどの闘志を燃やす棟梁ですが、その応援のお陰で難関のクスノキの伐採を無事に終えることができました。
大切な仕事を中断してまでの応援に、心より感謝申し上げます。
パートⅡへと続く
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